ソーテック(N6829)

2000/08/22更新
2000/08/22(火) 

ソーテック(N6829)(9/7ナスダックジャパン上場予定)

  ソーテックのブックビルディングが21日から開始されているが、結構人気があるようだ。

 大手の?アセットが??単位で申込をした。某外資系に移った??ファンドマネージャーが??単位で検討中の他、ブックに関しては積極的な話が多い。

 先日読者の方から、以前掲載したキョウデンのフォローをして欲しい旨の要望を頂きましたが、出来なくて誠に申し訳ございません。キョウデンの株価は7月31日に3050円の安値を付けた後、8月21日にはナント4640円の高値を取って参りました。これは他ならぬソーテック絡みでございまして、在日外資系の機関投資家でMr.???が買いを入れているようです。(当然のことながら実名は出せませんのであしからず)

 さてソーテックですが、日本居住の外人ファンドマネージャーも含め、海外投資家は全般同社をポジティブに見ている傾向があるようです。これはゲートウエィの成功を意識しているようで、一方日本人はパソコンビジネスとしての評価では、PER30−40倍程度とあまりプレミアムを付けようとはしていないかな?

 ただしケンウッドとの提携がどう出るかを意識しており、これがプレミアムを左右することになりましょう。ケンウッドは有名な無線メーカーであり、大辺社長も以前ハムメーカーに勤務しておりました。携帯電話かPDAか、もしかしたらケンウッドの光マイクの応用品なのか?
 ケンウッドの技術者にヒアリングすれば、直ぐに答えが出てきそうですね!

 180万円の公募が当れば、初値で売却してもいいおこずかい稼ぎになろうとの楽観論が多いようです。

2000/08/17(木) 

ソーテック(9/7ナスダックジャパン上場予定)

 8月11日ソーテックの上場前説明会が開催された。
 設立当初10年間は東芝、カシオ、サンヨーの工場を借り、ファブレス企業としてノートブックをデル、ゲートウエイ、エプソンなどに供給していた。
 1993年WinBookという名の自社ブランドノートPCを出荷し、マニアック向けのメーカーとして活動していたが、高級機であまり売れなかったという。

 その後デル、ゲートウエイの工場やインフラを勉強し、平成9年に今までの家電量販店との契約を切り、直販を開始した。
 このため第15期(平成10年9月期)は売行が落ち、ノートPCだけでは無理があると判断。韓国トライジェムコンピュータ、同KDS社、キョウデン(東6881)と資本提携してデスクトップを開発し、10万円を切る製品を投入した。このデスク投入で、量販店から出荷依頼が舞い込んで、1社ずつ契約を増やしていったという。

 販路は法人向けがカテナ、ダイワボウ情報システムズ、サンテクの3社。量販店は関東がラオックス、中部がエイデン、大阪が上新電機、北海道・九州はベスト電機、地方でコジマ、一部地域がヨドバシカメラ、ダイエーパレックスとディーラーは絞られている。
 量販店ではブースに限界があり、全ての商品が置けず、そのため直営に力を入れ出した。
 直営の主体はネット販売及びコールセンターだが、近年店舗も出店している(トライジェム社は同社のPCの委託生産を受けているメーカーで株主でもある。年間約600万台のPCを生産しており、台湾エーサーの430万台、NECの400万台(世界)に比べても多いPCトップ企業である)。

 同社の強みは何といっても安さである。CPU、HDDなど良い部品を使っているにもかかわらず、庶民的なプライスを提供しているが、これは1)直販では間接的なコストがかからない、2)トライジェム、KDSなどが集中的な部品購入をしておりこのメリット、3)部品点数、材料も見直し、4)ソーテックのオーバーヘッドを少なくし、販管費率11.3%(前期)まで低減………などである。

 しかし顧客サービスは業界トップクラスであり、5番手に入るという。同社の売れ筋は、10万円以下のタイプは全体の20%以下であるという。13−14万円が主力で、高級機も伸びてきているという。
 海外OEMの予定は今後もないが、トライジェムなどから要望があれば可能性はあり、その場合ライセンス収入を得ることになろう。

 今後はPC以外のものも作って行こうとしている。
 ターゲットには携帯電話、PDA端末が入っている模様。このため、平成12年6月にケンウッドと新製品開発の包括的な業務提携を結び、ケンウッドのオーディオ・無線技術と同社のパソコン技術・ノウハウを融合させていくとしている。

以上が大辺社長の述べたところの要約である。

 同社に出資しようとお考えの方、ここでは省略致しますが必ず目論見書はご覧になりましょう。特に8−17ページにかけて述べられている、事業の概況などに関する特別記載事項は重要でしょう。

【両津の辛口コメント】
 PCだけ作って今後も成長するのかな?
 まして相場はPC関連物色でない。
 同社は現在のPCから他の製品投入を示唆しており、ケンウッドとの提携も前向きに評価したい。しかしケンウッドが同社との提携をどう考えているのか?どのような製品が出て、なんのブランドで売るのか? まだまだ未知数。

 財務内容も前々期は債務超過であり(平成10・11年9月が債務超過。そのあと3月決算に変更し、前期は6ヶ月の変則決算)、ネームの評価で株価は飛ぶかもしれないが、様子を見たい。

(単なる情報に止めておきます)

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