昭和真空(東6384) 2001/02/22更新

2001/02/22(木) 

昭和真空(店6384) ☆☆☆

 【もう終わったのか今をときめく光関連銘柄のこの株の行方!!】

 フォローです。

 同社株は、昨年12月の店頭公開時は市場環境が悪化し、一時は公募価格割れを演じる場面もあったが、ここに来て出来高を伴いながら上昇。市場人気を集めている。株価は1月25日、2月7日の5700円という高値で、目先的には天井を打った格好で、昨日は4700円をつけるなど5000円割れを演じているが、今期連結EPSは200円に接近しており、将来性を見据えるとPER25倍以下はなお評価不足。

 来期の収益拡大も期待され、比較対象企業の株価が下落に連れ安はしているが、目先は全体相場の反転待ちではあるが、比較対象企業との比較からも中・長期的なリターンが大いに期待されるところである。(炎)


2001/02/05(月) 

昭和真空(店6384) ☆☆☆

 日本真空技術系列の水晶デバイス製造装置・光学装置メーカー。携帯電話に不可欠な水晶デバイスの製造装置事業は急拡大。特に水晶デバイスの小型化から99年3月期に製品化した周波数調整用装置のエッチングタイプが、水晶デバイス装置のディファクトとなり、他社の追随を許さない状況となっており、業績は急速な拡大局面に入ってきた。

 加えて、WDM関連部品向けに光学装置事業が本格的な立ち上がり時期を迎えており、携帯電話関連の設備投資が一巡し、水晶デバイス装置の売上が伸び悩むと見られていた来期も、収益拡大が続く可能性が高まってきた。

 同社は光と電波に関する市場に特化を図り、要素技術の強化と高度化を事業戦略の柱にしているほか、ユーザーとの信頼関係強化、コンサルティング営業を推進し、競争力を高めている。

 真空中で基板の上に薄い膜を形成する薄膜形成技術に強みを持っており、類似会社には日本真空技術(未上場)のほか、有機ELの製造装置で脚光を浴びているトッキがある。また、WDM関連ということで言えば精工技研やモリテックスが該当する。

 同社株は昨年12月の店頭公開時は、市場環境が悪化し、一時は公募価格割れを演じる場面もあったが、ここに来て出来高を伴いながら上昇。ようやく人気を集め出した。

 2月2日付で東京三菱証券より今期経常利益18億円、来期24億円とするレポートが作成され、注目されましたが全体相場に影響受けたのか、案外安くなってきました。
 もう好材料は株価に折り込まれたのか、それともまだなのか…。言えることは来期PERが17倍で、他の光関連銘柄と比べ出遅れていることです。

そこで私の見方・・・。

「株価は5000円前後まで上昇してきたが、今期連結EPSは200円に接近しており、将来性を見据えると今期PER25倍以下はなお評価不足。来期の収益拡大も期待され、比較対象企業のPERが50倍を超えている現状から更に同社株の評価を高めることになろう。」 となります。

 なお、技術上の問題その他は両津氏や大原氏に譲ります。
 皆様はどう評価されますか。

*なお、同社では昨年末にアナリスト向け説明会で「光と電波」の市場で発展と題してプレゼンを行っております。その内容については私のHPに近く掲載する予定ですからご覧頂きたいと思います。(炎)


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