ヒューネット(店8836)

2000/12/08更新
2000/12/08(金) 

ヒューネット(店8836)

 なぜ採用されないのか?

  1. ドライバーのコストが高い。0.2μ以下のライン&スペースで耐圧5V。ハイスペックなドライバーを使わなければならない。開発負担をどうするのか。応答速度より高い電圧をかけるという一言でセットメーカは嫌がるだろう。
  2. オーバースペックなドライバーコストが回収できるのは、月産2百万枚程度であろう。
  3. 当初日本企業ということになると、日本でシェア半分とっても収益は均衡するに過ぎないことになる。ヒューネット30人の液晶部門の人数で日本のシェア半分とれるのか。
  4. 続けざまに調達した資金のほとんどは不動産投資されてしまった。採用された場合の資材調達負担をどうするのか。何回調達を繰り返せばいいのか。機関投資家は不動産事業に投資した形になった。これでは詐欺まがいではないか。
  5. 日亜と豊田合成とのLED訴訟が進行しているときに、なぜわざわざヒューネット−豊田合成から調達リスクを負う必要があるのか。
  6. 主流デザインを変更してまで、採用する動機がない。バックライトやドライバーを変更すれば、機器の設計まで影響を受ける。
  7. だから、カラーの主流はまず反射型TFTという流れだ。セットメーカとすれば、カラー携帯の認知度が高まった時点で、ELを考えるという順序になる。
  8. なぜ、限られた機関投資家だけでミーティングを繰り返すのか。こういう会社は疑問に思う。
  9. 欧州のセットメーカが資本参加するらしい。このパターンで株価が持ち直すときが売り時か。セットメーカがベンチャーに投資するのは当然のことだが、出資と採用とは別物だ。
  10. 信頼できない。投機対象。(大原)

 

2000/12/07(木) 

ヒューネット(店8836)

  買わない方がよい銘柄の第2弾。豊田合成と同様、個人投資家は避けたほうがよい。注意を喚起する。

  • ・2002/3期良心的に最大限の理解を示してもEPSは20円。(本音では赤字を予想。)
  • ・成熟液晶市場ではPERは25倍まで。500円程度が適性ではないか。
  • アクティブ有機EL市場は2002年に急速に立ち上がる。
  • アクティブに向け、来年には有機EL専用TFT工場建設が始まる。
  • 小型パネル市場において、複雑な構造の液晶が生き残る可能性はないだろう。
  • 有機ELについては、消費電力、寿命、色など課題があるとされる。それが、液晶陣営の心理的拠り所。
  • 液晶の登場を振り返る。発見は1888年。ネーミングは物理学者のOレーマン氏(独)。
  • 1968年5月28日RCAの記者会見では、白黒静止画LCDの試作が世界で初めて展示された。
  • 71年シャープがRCAと接触。製造ノウハウを学ぶ。
  • 当時はELの方が人気があった。液晶という言葉さえ知らない者が多数だった。
  • 最初の液晶は加熱が必要だった。しかも染料は短寿命だった。適当な材料はないと言われつづけた。
  • 現状のELと同様、液晶にとっては、水が大敵だった。加水分解が原因。化学反応が止まらずにディスプレイを破壊した。
  • シャープが液晶に70年代に投じた資金は500億円に達した。
  • そして、STN本命のセイコーエプソンが73年に液晶製品投入。この液晶デジタル時計の価格はなんと13万8000円だった。
  • 75年にはデジタル時計の生産は3百万個に達した。価格は1500円になった。2年でほぼ10分の1の価格になった。
  • さらに77年には1000円を下回る。たった4年のことだった。
  • TFTの登場。液晶カラー化。それがELの普及を遅らせた。ELはカラー化がネックだったからだ。
  • ELか液晶で迷ったシャープは、液晶を本命と位置付ける。しかし、TFTの初期、工場の裏はガラスの山ができたという。
  • しかし、シャープは91年から3年間で700億円の資金をTFTに投入。TFTの勝者は「クレイジーな」シャープとなった。
  • 反射型液晶やフィールドシーケンシャルは、液晶のバリエーションのひとつに過ぎない。イノベーションといえない。改善に過ぎないことを認識してほしい。
  • 液晶の性能面では偏光フィルタが大きく貢献。例えば、偏光フィルタは有機ELには必要ない。
  • 出来ないと予想するより、出来ると予想する方が無難である。カラーELの登場を考えるとき、この液晶の歴史を振り返ってほしい。
  • ELのネックだったフルカラー素子が揃った。EL勝利宣言のようなものである。後の興味は、どれだけ液晶を圧倒できるかにある。ELの価格は数年で5分の1程度になるだろう。
  • 真空管とトランジスタほどの違いがある。トランジスタも初期は性能が悪すぎると言われ続けた。歴史は繰り返す。(大原)

 

2000/08/09(水) 

ヒューネット(店8836)

 かつてヒューネットをメルマガのQ&Aに掲載し、私は同社のフィールドシーケンシャル(FS)に半信半疑とコメントを掲載しましたが、電話を何回もするものの対応面で疑問を感じたことが背景の一部にありましたが、今回ようやくアポがとれ念願のFSを拝見して参りました。

 FSはとても奇麗な表示でして、既存の携帯端末に搭載するカラーLCDに比べ、格段の違いでした。出来れば動画も見たかったのですが、データを送り出すソフト(制御ソフト)の開発をしておらず、動画のテストは未だとのことでしたが、9月には完成するそうです。そして10月初旬に幕張で開催されるエレクトロ二クスショーに出展予定で、奇麗な動画を見せてくれることでしょう。
 LEDは豊田合成、LCDは独メルク社製を使用。現在TN液晶を速く動かすことが可能な企業はヒューネットのみだという(強誘電は元々速いが金がかかる)。
 生産を担当する台湾の中華映管はあくまで委託生産の立場であり、特許はブライト研究所(沖田氏)とヒューネットの共同申請。
 今まで、FSを試作で約100個、中華映管に作ってもらっており、量産時の歩留まりが気になるところだが、同社では全く問題がなく行けるという。

 当初ノキア・エリクソンの名前が挙がっていたが、欧州のIMT−2000が半年位遅れているらしく、国内メーカー向けに先に出荷することになるらしい。

 10月のショーが楽しみですね!

(単なる情報に止めておきます)

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