大林組(東1802) 2001/01/31更新

2001/01/31(水)

大林組(東1802) ☆☆☆

  フォローです。

 第3四半期(10〜12月)の受注は2,326億円、前年同期比84.5%と大幅増を達成しています。官公庁工事が同163%増、キヤノンの新本社エネルギー棟工事など製造業向けが103%と牽引しています。ただ、これらはあらかじめ織り込み済みであるため、サプライズはありません。

 なお、今期連結業績見通しは、売上高1兆3,100億円、前期比16%増、経常利益350億円、同28%増です。来期以降も、タイの地下鉄工事310億円、太陽生命本社ビル140億円など好採算工事が売上計上される予定で増益基調を維持する見込みです。

 前回、買いチャンスと申し上げた420円以下のゾーンに株価が調整してきました。地味な株ではありますが、ここから480〜500円をターゲットに挑戦してはどうでしょうか。(駄洒落商会会長)(☆☆→☆☆☆に引き上げ)

 

2000/11/29(水)

大林組(東1802) ☆☆

 大林組(1802) 中間期としては初の連結決算発表となった2000.9期(中間)連結業績は、売上高で4,848億円、経常利益で83億円となりました。特に、経常利益は、販管費削減効果(主として人件費)に加え、一部低採算の工事の利益計上が下期に回ったことなどから、期初計画40億円を大きく上回りました。

 会社側では、通期の経常利益を350億円と300億円から上方修正しましたが、前述の特殊要因があるにせよ、下期に利益が集中して計上される特質を考慮すれば、保守的な計画といえましょう。
 なお、中間期の建設部門の受注実績は5,432億円、前年同期比1.4%増。通期の受注見通しは1兆2,400億円(土木3,100億円、建築9,000億円、不動産事業300億円)、前期比2.6%増とスーパーゼネコン4社(大成建設、当社、清水建設、鹿島)のなかでは、唯一プラスとなる見込みです。

 また、従来から大手建設会社のなかでは比較的良好な財務体質を持ちますが、バランスシートの改善は順調に進んでいます。連結ベースの有利子負債は今中間期465億円を削減、期末の残高は5,428億円となりました。
 ちなみに、大成建設は9,173億円、清水建設は7,434億円、鹿島は7,698億円です。
 販売用不動産の評価損についても、前期に30%未満の下落率のものを既に処理済み。年金債務も今中間期に370億円を一括償却しています。

 今後の事業環境の展望についても、経営陣は慎重なコメントに終始しており、他社と比較してその堅実なスタンスが際立ちます。

 建設セクターはご存知の通り、中長期的な成長に関しては悲観的にならざるをえませんが、当社のみは、押し目がありましたら買ってみても良いのではと思います。
 とりあえず、☆☆としておきます。400円台前半での買いをお勧めします。

 このところ、読者の方のご質問に答えることが出来ず、申し訳なく思います。来月以降、時間があきましたら、極力お応えしたいと思います。
 次回は三井不動産(8801)を取上げ、ご質問にもありました「不動産証券化」「不動産投資信託」にもふれてみたいと思います。
(駄洒落商会会長)

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