アサヒ飲料(東2598)
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アサヒ飲料の12月出荷数量が出てきた。トータル出荷数は1050万ケースで前年同月比+5%増であり、これで終わった99.12月期(99/1−99/12)決算は、累計出荷数量が−3%で、売上計画は2%でみているが2280億のマイナス1%で着地しそう。
同社は去年の説明会で、売上が計画を120億ほど下回り2280億になりそうと説明しており、修正こそしていないがマーケットでは織り込み済みである。
以下にトータル数量(万ケース)・伸率(前年同月比)を示す。
| 月次 |
1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月 |
6月 |
上期計 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
下期計 |
99.12
期累計 |
数量
(万ケース) |
630 |
780 |
950 |
1090 |
1040 |
1360 |
5860 |
1190 |
1200 |
1080 |
892 |
796 |
1050 |
6220 |
12080 |
伸び率
(前年同月比) |
-1% |
-2% |
-17% |
-12% |
-10% |
+25% |
-3% |
-18% |
+5% |
+4% |
-7% |
0% |
+5% |
-3% |
-3% |
紅茶が相変わらず大幅なマイナスを継続、逆にウーロン茶は確実に数量を増やしている。11月・12月はコーヒー・日本茶が回復してきており、特にコーヒーは1ケース当り30本(他は24本)であること、及び販管費との兼ね合いで売れれば利益の拡大幅が大きく(反対に売れないと販管費ばかり出る)、コーヒーが出た場合の恩恵は大で、このプラスの傾向が続くことを期待したい。
しかしながら2つばかり問題点がある。
1つめは、他の小売でも言える事だが、Y2Kの特需が入っている事。
2つめに、上記月次を見てもわかるように、上期1−5月までマイナス継続だが、6月いきなり+25%で7月は−18%と、6月に押込み的な販売が行われた形跡があり、今回12月も同様で1月に反動が出るかどうか危惧する。
よって、12月・1月は足して2で割った数値で同社の現状を評価してみたい。基本的には株価が安値圏で、買いリコメンドしたいのだが、ファンダメンタルズ面の確認待ちといったところ。
(銀行・生保が大株主で株主構成が悪い:持合い解消売りが出そうで需給面が懸念されるとの指摘もある)
1月18日引値1021円