帝人(東3401) 2002/02/16更新

2002/02/15(金)

帝人(東3401) 

 化成品事業が赤字転落。PETフィルムでアライアンスを組む前、デュポンに対しリストラを条件に合弁。初年度の業績は(米国)40億円程の利益を出したが、この不況の煽りから製品価格の高いスペシャリティ品を中心に打撃を喰い赤字転落。会社側はシステムトラブルもあると言っているものの、会社が想定する様に来期は持ち直せるのか?

 一方のPC樹脂もIT好況時にライバル軍団が能増をしており、そう簡単に市況が反転するのであろうか?
 GEプラスチックを筆頭として同社は4番手につけており、売上の半分が光学用途で世界シェア4割。これはCDなどディスクで高いシェアを上げているわけだが、数量は圧倒的にCD>DVD。同じPC樹脂でも単価は異なるようで、DVDの出荷枚数が見込める状況中において同社の出荷数量も大幅に伸長しよう。しかしながら単価の下落がどの程度発生するかわからず気になるところ。

 会社側は化成品事業中心に150円ほどの増益を来期狙うとしているものの、市況によっては未達成の可能性も充分あろう。但し、株価は低い位置にある。(両津)

 

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