TDK(東6762) 2002/01/19更新

2002/01/17(木)

TDK(東6762) ☆☆

 円安メリットあるが、売上不振で相殺されてしまった。円安がなかったら危なかった。会社予想達成は厳しい状況。GMRは明らかに想定以下のシェアに甘んじている。

 TDKに辛辣なコメントをダイヤモンドZAiデータブック2月号に載せてしまった。
 TDKがダイヤモンドZAi編集部に抗議。わたしにも直接IRから抗議(?)が入りました。

TDK「実態を理解していないコメントは困ります」
大原「受動部品で村田(TDKのライバル)は最悪期に10%程度の利益率を上げています。GMRで御社よりシェアが低いアルプス(TDKのライバル)も黒字です。御社は技術力がありながら、どうして赤字なのでしょうか? 業績結果に対する厳しいコメントです」

TDK「危機感をもって、澤辺社長の考えをしっかり実践している」

その後、いろいろなやりとりのあと、
大原「わかりました。期待しています」

 後日、説明会で配られた社長のコメントが郵送されてきました。
 ビジョンがあまり感じられませんでしたが、それはそれとして、ポテンシャルのある企業ですから、がんばってほしい。

 わたしのTDKへの意見ですが、
●変動費の削減については、材料などの原料の「買いたたき」戦略が全面に出ている。これは、仕入れ先との関係上残念(株主に約束するような事柄ではない)
●材料費の買いたたきより、GMRの歩留まり向上が先決(他力より自力で頑張ること)
●基盤技術をコアにすえている。非常によい戦略。しかし、材料の特性向上だけではだめで、回路技術を強化してほしい(フィルターなどのカスタム設計者が足りないのでは?)
●生産拠点の集約は高く評価できる。しかし、便乗的な特別損失が来期も続くことは許されない

 たとえば、日経夕刊の連載で先週紹介したリコーの桜井社長のコメントが載っています。「理念」「文化」「風土」「成功は従業員ががんばったおかげ」という言葉が随所に出てきます。
 企業統治の理想状態のイメージが投資家にも従業員にも伝わる言葉です。(大原)


2001/06/15(金)

TDK(東6762)

 4月時点でのわたしの予想通り6000円割れ。安くもなく、下値模索か。
(大原)


2001/04/24(火)

TDK(東6762)

 信じられないような不振。
 日経の20日のニュースで報じられたように2002/3連結営業利益350億円程度となりそうである。現在の株価は高い。5月の正式な発表で最終的には5000円台も覚悟しなければならない。

 IRで優秀な会社という評価がアナリスト協会からなされているが、われわれ機関投資家からみると非常に違和感がある。ランキング一位の外資系のアナリストからは「アウトパフォーム」の評価がなされているが、これも非常に違和感がある。

 なんでも、この会社の有機材料が有望とのこと。RFフィルタをプラスチックで開発、素人に無用な期待感を持たせた。
 この会社の強みはむしろ無機材料であって、なぜフィルタで有機に逃避したのかわからない。重大な経営ミスだ。

 プラスティックがすべてを置き換えるという非常に乱暴な主張を何年も続けているアナリストがどうして日経金融ランキングで一位になるのか、理解に苦しむ。日経ランキングほどばかばかしいランキングもない。わたしはもう投票する気力さえない。いつも白紙で投票してしまう。

 IRは最悪だ。個人攻撃はよくないというが、実際、みすぼらしい開示に閉口している。取材する気力が沸いてこない。世間の評価は、本当に上っ面だけだ。
 経営は技術を知らない。IRは最悪。業績は落ち込んでいるが、わたしにはTDKが何をしたいのかよくわからない。ブルーチップのイメージがあるが、とんでもない。三流の会社であろう。(大原)


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